GetItemActivated()

モジュールのOnActivateItemイベントを発動させるために使用されたアイテムを取り出します。

object GetItemActivated();

Description

使用されたオブジェクトを返します。使用されたアイテムを得るために、この関数をモジュールのOnActivateItemスロットのスクリプトで使用します。



Remarks

この関数は、モジュールのOnActivateItemスロット(編集 -> モジュールのプロパティ -> イベントタブを選択)でしか使用できません。

"アイテム"は、所持品内のオブジェクトを参照していることに注意して下さい。OnActivateItem関数を罠やスイッチといったような配置用オブジェクトを参照するように使うことはできません。これらの場合は、配置用オブジェクトのOnUsedイベントを使うか、罠のOnEnterイベントを使います。

アイテムにスクリプトを割り当てることはできないので、カスタムアイテムのスクリプトを作成するためには、モジュールのOnActivateItemイベントを使う方法以外はありません。最も一般的な使い方は、GetItemActivated()関数を呼び出して、それからモジュール内の様々なカスタムアイテムを使用した場合の動作について、連続したif文を使ってスクリプトを書きます。(下の例を参照)


Version

1.22

Example

//モジュールのOnActivateItemスロットのスクリプトに配置します。
void main()
{
    object oItem = GetItemActivated();
    string sTag = GetTag( oItem );

    if ( sTag == "WAND_RANDOM_SPELL" ) 
    {
        //ランダム呪文ワンドの動作に関するコード
    }
    else if ( sTag == "ROD_HEALGOOD" )
    {
        //グッドのクリーチャーのみをヒーリングするワンドの動作に関するコード
    }
    //などなど...
}

See Also

functions: GetBaseItemType | GetItemActivatedTargetLocation
categories: Action on Object Functions
events: OnActivateItem Event


 author: Jason Harris, editor: Kristian Markon, JP team: katsu794
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