SetLocalLocation(object, string, location)

オブジェクトにロケーション型ローカル変数を保存する。

void SetLocalLocation(
    object oObject,
    string sVarName,
    location lValue
);

Parameters

oObject

ローカル変数を保存するオブジェクト

sVarName

保存する変数の名称(ファイル名みたいなもの)

lValue

保存するロケーション情報


Description

oObjectで指定されたオブジェクトにsVarNameという名前のロケーション型保管領域を確保し、lValueの値を保存する。同じオブジェクトの中に同じ名称で再度保存した場合、前の値は失われ、上書きされてしまう。


Remarks

これらの関数は一見、ローカル変数に値を代入する命令に見えるかも知れませんが、実際にはファイルの入出力に近いものと言えます。

SetLocalLocation(オブジェクト, ローカル変数名, ロケーション情報)

これを

SetLocalLocation(記憶媒体, ファイル名, データ)

という感じで見たほうがわかりいいかも知れません。

オブジェクト(記憶媒体)が違えば、ローカル変数名(ファイル名)が同じでも別の値が保持できますし、ロケーション情報(データ)が入った変数名と、ローカル変数名(ファイル名)は一致させる必要もありません。


Known Bugs

クリエイト関数で作成された直後のSetLocal関数はタイミングによって失敗する可能性を秘めている。詳しくはSetLocalString関数の説明にて。


Version

1.28

Example

// SetLocalLocation関数の簡単な構文例
void main()
{
     object oThis = OBJECT_SELF;
     string sKey = “foo”;
     object oArea = GetArea(OBJECT_SELF);
     vector vPosition = Vector(0.0, 0.0, 0.0)
     location lValue = Location(oArea, vPosition, 0.0);
     SetLocalLocation(oThis, sKey, lValue);
}

See Also

functions: GetLocalLocation
categories: Local Variables Functions


author: Daniel Beckman, editor: Charles Feduke, additional contributor(s): Steve U., Graziano Lenzi, JP team: ngtaicho
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