#include (インクルード)

この宣言はスクリプト(*.nssファイル)に必要な外部コードライブラリをロードするために使用されます。

外部ライブラリの関数を使うところより上で宣言される必要がありますが、一般的にはスクリプトの一番上にまとめて#include指令を記述します。


#include指令は拡張子なしのファイル名を「"」で囲って記述します。


#include指令はコードステートメントではなくコンパイラ指令なので、最後にセミコロンを付けません。

// スクリプトの一番上で
#include "NW_I0_GENERIC"

再コンパイルされたライブラリをインクルードしているスクリプトは、再コンパイル前のライブラリを含んでいます。ライブラリの変更を反映させるためにはスクリプトを再コンパイルする必要があります。


例:

ライブラリAを作成しコンパイル


スクリプトB(ライブラリAをインクルードしている)を作成しコンパイル


ライブラリAを変更し再コンパイル(この時点ではBにはAの変更が反映されていない)


スクリプトBを変更せずに再コンパイル(この時点でAの変更がBに反映される)

ツールセットの「ビルド(V)」→「モジュールのビルド(Y)」で全てのスクリプトを再コンパイルすることが出来ます。


注:複数行コメントによりコメントアウトされた#include指令は無効になりません。

無効にするためには、代わりに「//」を使ってコメントアウトして下さい。


author: Ryan Hunt, editor: Charles Feduke, JP team: ohtsuki
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